事務局からのお知らせ

2016年11月25~26日  四国研修を実施しました

昨年の下川町バイオマス研修に続き2回目の開催です。

行程 25日
高知空港 → 梼原町(森林組合にて説明を聞く)
製材工場見学 → 懇親会 → 宿泊(雲の上のホテル)
行程 26日
梼原町役場 → 木造建築物見学(町内)
牧野植物園 → 高知空港

講習会
梼原町森林組合での講習会
県・町・組合の取組を伺う

環境モデル都市 梼原町の取組
矢野町長との懇談 雲の上のホテル マルシュゆすはら
矢野町長との懇談
(四国の形をした無垢の木テーブル!)
雲の上のホテル マルシュゆすはら
これも隈研吾さんの設計によるもの
記念撮影
ゆすはら座で記念撮影
解体の危機にあった建築物ですが、著名人の呼びかけで保存運動が始まり、現在は町役場の向かいに移築されています
三嶋神社に至る木橋
坂本龍馬脱藩の道 三嶋神社に至る木橋
隈研吾さんの作品で屋根のある木橋です
地域の方が頻繁に訪れ、良く手入れされています
坂本龍馬脱藩の道
整備された遊歩道に変身しています
牧野植物園 牧野植物園
内籐廣さんの木造大型建築物です
蘭の展覧会の最中で皆さん下を見ていますが、我々だけは天井を見上げていました
はりまや橋商店街
アーケードが木造!
はりまや橋商店街


2016年6月 熊本の被災状況を視察しました

熊本被災状況 4月に発生した熊本地震の状況を視察する為に、有馬代表理事と事務局で現地に赴きました
益城町にある熊本空港も、被災施設となっています
空港職員の方も被災者のはずですが、復興のために空港機能を維持しようと、懸命の努力をされているのが伝わります

熊本被災状況 台風通過地の熊本地方は、風を意識して瓦屋根を使います。
今回の地震では、瓦の落ちてしまった家屋が多く見られ、屋根職人が大幅に不足しています
写真の家屋は幸いにも屋根工事が始まったようで、瓦が搬入されていました

熊本被災状況 「木造住宅が倒れた」と、報道されていますが実際には鉄骨であっても倒壊しています

熊本被災状況 熊本市内に本社のある新産住拓㈱さんに話を聞く事が出来ました。
県内累計供給戸数は5000戸で、うち益城町には100戸程度あるそうですが、いずれも倒壊や瓦の落下は無かったそうです!
しかし、地盤が動いたため傾斜が6/1000以上となって、全壊判定をうけたものが10数件あると話されました
実際に現場を案内して頂きました。


熊本被災状況 益城町の幹線道路から住宅街に入ると、被害の大きさを目の当たりにします
案内頂いたのは新産住拓さんが12年前に建築した住宅です
周辺の被害に較べると、一見無傷のようにも見える状態でしたが、玄関には「危険」の赤紙。地盤が動いて8/1000の傾斜が発生したそうです
倒壊を免れたため、住人の方は無事に避難することが出来ました。
それこそが、住宅に求められる事柄ではないでしょうか

熊本被災状況 地震後、この建物に直交して地割れが現れました(矢印)
その激しい振動に建物が耐えられたのは、ベタ基礎を強化(立ち上がり幅150ミリ、底盤290ミリ)したからではないかと話されました
熊本被災状況 実際、建物が基礎ごと左右に動いた跡が、地面に残っていました

熊本被災状況 益城町を阿蘇方面に行くと、シートを被った青い屋根ばかり目立つようになります

そうした中、屋根にほぼ損傷を受けていない集落を発見しました
何故こうも違うのか?
大きな屋根の家のお母さんに聞いてみました
「ここの集落は、宮崎さんが屋根やったから大丈夫だぁ」

熊本被災状況 明快な回答が返ってきました
地域に信頼できる職人さんが居る
値段が少々高いかも知れない
プライドが高い分、無愛想かもしれない
しかし、住人の命を守り、生活を支える人が身近に居る安心感、それが「大丈夫だ」の下地になっている


集会所(みんなの家) 右の黒っぽい(柿渋)の建物が集会所(みんなの家)


集会所(みんなの家) 集会所の中は、地元のスギが表しで使われ、イグサの香りと和風デザインで落ち着く空間です

復興の第一歩となる木造仮設住宅建設にあたり、一般社団法人日本建築士会連合会と連携して、熊本県に地域の建築事業者を紹介させていただきました
国土交通省の地域型住宅グリーン化事業に参加している事業者が主体です


仮設住宅
仮設住宅の室内畳や木材はもちろん熊本産


仮設住宅
宇城市の現場では、ちょうど熊本県に引き渡すところでした

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